AVG AntiVirus Free (on Windows)のバージョンアップ [Windows]
(ウイルス情報は、随時更新。)
特に問題はなかったが、以下の事象の発生によりバージョンアップすることになってしまった。
(非常に残念である。)
1. AVG AntiVirus Free 2017 への自動更新
[2017-08-10]
ウイルス情報の更新時に、AVG AntiVirus Free が自動更新された。
・バージョンは未確認である。
・AVG Zen が同時にインストールされる。
[2017-08-13]
最終的には、AVG AntiVirus Free 2017 (17.5.3022) に自動更新された。
2. AVG AntiVirus Free 2014 の再インストール
AVG AntiVirus Free 2014 の再インストールを試みたが、できなかった。
[2017-08-15]
AVG AntiVirus Free 2014 の再インストール
・サポートを終了したソフトと認識され、インストールできない。
・代わりに、AVG AntiVirus Free 2017 がネット経由でインストールされる。
3. AVG AntiVirus Free 2016 のインストール
AVG AntiVirus Free 2017 が使いづらいため、バージョンダウンを行った。
[2017-08-17]
AVG AntiVirus Free 2016 そのものには大きな問題はない。
ただし、最終的には、AVG AntiVirus Free 2017 に自動更新されてしまう。
4. AVG AntiVirus Free 2015 のインストール
下記の理由から実施していない。
・いずれ AVG AntiVirus Free 2017 に自動更新されると思われる。
5. AVG AntiVirus Free 2017 の使用感
下記の機能が削除(または他機能へリプレース)されたため、現時点では使いづらい。
・[高度な設定] ... 詳細項目の設定
・[レポート]、[履歴] ... 実行履歴(開始終了時刻/実行結果)の表示
KP41エラーへの対応 [Windows]
以下は、その原因と対処方法をまとめたものである。
1. 発生事象
不定期に、OS の再起動が発生する。
・ディスクのエラーチェックを行っても、問題は検出されない。
・Windows メモリ診断を実施しても、エラーは検出されない。
2. 原因
KP41 エラー (Kernel-Power のイベント ID = 41 のエラー) が発生していた。
また、システムエラーの発生時に OS を再起動する設定となっていた。
3. 対処方法
(1) 電源管理の設定変更
・[コントロールパネル] -> [電源オプション] を選択する。
・[高パフォーマンス] を選択する。
(変更前は [バランス(推奨)] が選択されていた。)
4. 備考
(1) KP41 エラーの発生の確認
・イベント・ログの [Windows ログ] -> [システム] を選択する。
・Kernel-Power のエラー(イベント ID = 41) の有無を確認する。
(2) 追加の設定変更
この機会に、下記の設定変更を行う。
(a) システムエラー時に再起動しない。
・[コントロールパネル] -> [システム] -> [システムの詳細設定] を選択する。
・[システムエラー] で [自動的に再起動する] を選択しない。
IE更新プログラム(MS14-021)のインストール [Windows]
IE は滅多に使用しないが、念の為の実施である。
また、Windows Update を無効化しているため、手動での実施である。
下記は、IE8 を対象とする場合の実施手順である。
1. 更新プログラムのダウンロード (ここからダウンロード可能)
(1) 更新プログラム(MS14-021)
Windows6.1-KB2964358-x86.msu
(2) 直近の累積的な更新プログラム(MS14-018)
Windows6.1-KB2936068-x86.msu
2. 更新プログラムの実行
下記の順序で、実行する。
・Windows6.1-KB2936068-x86.msu
・Windows6.1-KB2964358-x86.msu
3. 備考
MS14-021 は特定の脆弱性への対応であり、累積的な更新プログラムではない。
更新プログラムの互換性による問題を発生させないために、直近の累積的な更新プログラムをインストールする。
バックアップ環境の整備(Windows 7) [Windows]
基本的には、Windows XP で使用していた運用方針を Windows 7 に適用したものである。
なお、Linux と Windows をマルチブートする環境を対象としているが、KNOPPIX 等で Linux を CD/DVD ブートする場合には、この限りではない。
1. フルバックアップ
(1) 方針
・Linux 上で partimage を実行し、パーティション単位でバックアップする。
・週次で実施する。
(2) 必要な設定
・Linux へ partimage(Partition Image) をインストールする。
・バックアップ・データを保存するためのディスク領域を確保する。
2. フルバックアップ以外のバックアップ
(1) 方針
Windows 7 上で、適当な時期に手動で復元ポイントを作成する。
(2) 必要な設定
(a) システムの保護機能を有効化する。
復元ポイント用ディスク領域の確保のため、システムの保護を有効化する。
・[スタート] -> [コンピュータ] の右クリック -> [プロパティ]
・[システムの保護] を選択
・ドライブを選択し、[構成] を選択
(b) Windows\SystemRestore\SR タスクを無効化する。
余分なバックアップを無効化するため、SR タスクを無効化する。
・タスク・スケジューラで当該タスクを無効化する。
3. リストア
(1) フルバックアップのリストアの場合
・Linux の gparted でパーティションをフォーマットする。
・partimage で作成したデータを当該パーティションにリストアする。
(2) 復元ポイントのリストアの場合
当該復元ポイントを使用したシステムの復元を実施する。
・[スタート] -> [アクセサリ] -> [システム ツール] -> [システムの復元]
タスクスケジューラの起動時のエラー(Windows 7) [Windows]
Windows 7 のタスクスケジューラの起動時に、下記のエラーが発生する。
# 日本語版でのエラー・メッセージ
選択されたタスク "{0}" が存在しません。
現在のタスクを表示するには、[最新の情報に更新] をクリックしてください。
# 英語版でのエラー・メッセージ
The selected task "{0}" no longer exists.
To see the current tasks, click refresh.
(補足)
・[最新の情報に更新] でも同様のメッセージが表示される。
・タスクスケジューラは機能している(正常なタスクは実行されている。)
・同様の事象が発生するとの情報は多数あるが、決定的な解決策は不明のようである。
2. 対処方法
インターネット上で得られた情報をつなぎ合わせ、下記の対応を行った。
(1) 問題のあるタスクの特定
・タスクスケジューラを起動する。
・起動時のエラーメッセージは無視する。
・左側の一覧からタスクを順次選択し、上記のエラーが発生するタスクを特定する。
=> SystemRestore\SR が該当した。
(2) SystemRestore\SR タスクの削除
(a) システムの保護を無効化する。
・[コンピュータ] の右クリップ -> [プロパティ] -> [システムの保護]
・すべてのドライブについて、システムの保護を無効化する。
(b) ファイルの削除
下記ファイルを削除、または別のフォルダに移動する。
C:\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\SystemRestore\SR
(c) レジストリの編集
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\Current Version\
Scheduler\TaskCache\ 内の下記データを削除する。
・Tasks\{xxx}
xxx: SystemRestore\SR が設定されているもの。
(または、Tree\Microsoft\Windows\SystemRestore\SR の設定値から特定。)
・Tree\Microsoft\Windows\SystemRestore\SR
(3) システムの再起動
(4) SystemRestore\SR タスクの作成
システムの保護を有効化する。
・[コンピュータ] の右クリップ -> [プロパティ] -> [システムの保護]
・システムの保護を有効化する。
(SystemRestore\SR タスクが作成される。)
Sakura Editorのインストール [Windows]
また、サクラエディタにはパッケージ版(インストーラを含む)と単体配布版(インストーラなし)があるが、今回は単体配布版を使用した。
詳細は、以下の通りである(Sakura Editor v2.0.7.1 の場合)。
1. 本体のインストールの手順
(1) ファイルのダウンロード
下記の URL から sakura2-0-7-1.zip をダウンロードする。
・http://sourceforge.jp/projects/sfnet_sakura-editor/
(2) インストール
(a) アーカイブを解凍する。
sakura.exe と QuickStartV2.zip が得られる。
(b) QuickStartV2.zip を解凍する。
下記のファイルが得られる。
・QuickStartV2.txt
・sakura.exe.ini
・sakura.exe.manifest
・sakura.exe.manifest.enforce.vbs
(c) インストール先フォルダの作成
(d) 必要なファイルのインストール
下記のファイルをインストール先のフォルダに移動する。
(インストールするファイルの詳細は、QuickStartV2.txt を参照。)
・sakura.exe
・sakura.exe.manifes
・sakura.exe.ini (ユーザー毎に設定を分ける場合のみ)
2. ヘルプファイルのインストールの手順
(1) ファイルのダウンロード
下記の URL から help2-0-7-1.zip をダウンロードする。
・http://sourceforge.jp/projects/sfnet_sakura-editor/
(2) インストール
(a) アーカイブを解凍する。
sakura.chm が得られる。
(b) ファイルのインストール
sakura.chm を sakura.exe と同じフォルダに移動する。
3. アンインストールの手順
インストール先フォルダを削除する。
4. 設定例
(1) Windows の [送る] の候補に sakura.exe を追加する。
(2) Sakura Editor の設定
(a) [全般] の設定
メニューの [設定] -> [共通設定] -> [全般] で下記の設定を行う。
・タスクトレイの [タスクトレイを使う] を選択しない。
・左下の [同時に複数の編集用ウィンドウを閉じるとき確認] を選択する。
・左下の [全終了で編集用ウィンドウを閉じるとき確認] を選択する。
(b) [インデント] の設定
メニューの [設定] -> [タイプ別設定一覧] を選択し、下記の設定を行う。
・タイプとして [テキスト] および [基本] を選択し、[設定変更] を行う。
・インデントの [自動インデント] を選択しない。
・インデントの [全角空白も] を選択しない。
5. 備考
(1) パッケージ版にはインストーラが含まれている。
インストーラでのインストール、コントロールパネルからのアンインストールが可能である。
(2) 旧バージョンは、下記から取得可能である。
http://sourceforge.net/projects/sakura-editor/files/sakura2/
GoogleのUpdateフォルダのタイムスタンプ [Windows]
結果は、下記の通りである。
1. 発生事象
%ProgramFiles%\Google\Update\ および Update\Install\ のタイムスタンプが更新される。
2. 原因
起動時の表示ページを chrome://chrome に設定しているためである。
chrome://chrome は、右上のアイコンから [設定] -> [Google Chrome について] を選択した時に表示される画面である。
この画面において、Google Chrome が最新版かどうかの確認処理が実施される。
この確認処理のため、上記のフォルダのタイムスタンプが更新される。
3. 対処方法
起動時に表示するページを chrome://chrome 以外にする。
4. 備考
Google Chrome のバージョンの確認だけなら、chrome://version でも可能である。
Google Chromeの自動更新の無効化 [Windows]
レジストリの設定変更のみで実現できるとの情報もあるが、念のため、その他の対応も行った。
手順は、下記の通りである(Windows XP の場合)。
1. レジストリに下記の設定を追加する。
キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Google\Update 名前: DisableAutoUpdateChecksCheckboxValue 値: 1 (DWORD 値)
2. Google Update プラグインを無効化する。
(1) 右上のアイコンをクリックし、[Google Chrome の設定] を実行する。
(2) [プライバシー] の [コンテンツの設定] を選択する。
(3) [プラグイン] の [プラグインを個別に無効にする] を選択する。
(4) [Google Update] を無効にする。
3. Google Update サービス を停止する。
(1) [コントロール・パネル] -> [管理ツール] -> [サービス] を選択する。
(2) Google Update サービス (gupdate) を無効にする。
・開始されている場合には、停止する。
・スタートアップの種類を [無効] にする。
(3) Google Update サービス (gupdatem) を無効にする。
手順は、上記 (2) と同様。
4. Google Update タスクを無効化(または削除)する。
(1) [コントロール・パネル] -> [タスク] を選択する。
(2) GoogleUpdate TaskMachineCore を無効化(または削除)する。
(3) GoogleUpdate TaskMachineUA を無効化(または削除)する。
Google Chromeのフォント設定 [Windows]
動作自体には特に問題はなかったが、フォント設定がどうしても思うように設定できなかった。
仕方ないので、標準の設定機能ではなく、スタイルシートの編集で対応することにした。
詳細は、下記の通りである。
1. Custom.css への設定の追加
* { font-family: "MS UI Gothic" !important; font-size: 13px !important; } h1 {font-size: 1.2em !important;} h2 {font-size: 1.1em !important;} h3 {font-size: 1.0em !important;} h5 {font-size: 0.9em !important;} h6 {font-size: 0.8em !important;}
Custom.css の絶対パス(Windows XP の場合) は、%UserProfile%\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User\Default\User StyleSheets\Custom.css である。
指定時間経過後のプロセスの終了 [Windows]
(Linux では、簡単なシェルスクリプトで実現できる。)
1. 採用した方法
Time Flow Terminator というソフトウェアを試したところ、要望を満たすものであった。
( http://www.gigafree.net/system/shutdown/timeflowterminator.html )
・経過時間の指定は、秒単位で行う。
・プロセスの指定は、プロセス ID またはプロセス名で行う。
・プロセスの一覧を表示する機能を持つが、コピー・アンド・ペーストに対応していない。
コピー・アンド・ペーストを行うためには、別途ソフトウェアの導入が必要となる。
(例) ExposeText
2. その他の実現方法
(1) taskkill コマンド と at コマンドでの対応
taskkill コマンド(Windows XP Home Edition の場合には簡易版)と at コマンドでの対応も検討したが、上記の方式の方が簡単に実現できる。
(2) Firefox の Sleep Timer アドオンの使用
Firefox には Sleep Timer というアドオンがあったが、現在はダウンロードできない状態となっている。
(3) Windows PowerShell v2 での対応
start-sleep、get-process、stop-process を使用することで対応可能である。
(例) 1 時間(=3600秒)後に firefox を終了する。
start-sleep -s 3600; get-process firefox | stop-process