バックアップ環境の整備(Windows 7) [Windows]
Windows 7 の導入から約 1 カ月が経過し、その特性が分かってきた。これを機に、Windows XP からの移行に備え、Windows 7 用のバックアップ環境の整備を行った。
基本的には、Windows XP で使用していた運用方針を Windows 7 に適用したものである。
なお、Linux と Windows をマルチブートする環境を対象としているが、KNOPPIX 等で Linux を CD/DVD ブートする場合には、この限りではない。
1. フルバックアップ
2. フルバックアップ以外のバックアップ
3. リストア
基本的には、Windows XP で使用していた運用方針を Windows 7 に適用したものである。
なお、Linux と Windows をマルチブートする環境を対象としているが、KNOPPIX 等で Linux を CD/DVD ブートする場合には、この限りではない。
1. フルバックアップ
(1) 方針
・Linux 上で partimage を実行し、パーティション単位でバックアップする。
・週次で実施する。
(2) 必要な設定
・Linux へ partimage(Partition Image) をインストールする。
・バックアップ・データを保存するためのディスク領域を確保する。
2. フルバックアップ以外のバックアップ
(1) 方針
Windows 7 上で、適当な時期に手動で復元ポイントを作成する。
(2) 必要な設定
(a) システムの保護機能を有効化する。
復元ポイント用ディスク領域の確保のため、システムの保護を有効化する。
・[スタート] -> [コンピュータ] の右クリック -> [プロパティ]
・[システムの保護] を選択
・ドライブを選択し、[構成] を選択
(b) Windows\SystemRestore\SR タスクを無効化する。
余分なバックアップを無効化するため、SR タスクを無効化する。
・タスク・スケジューラで当該タスクを無効化する。
3. リストア
(1) フルバックアップのリストアの場合
・Linux の gparted でパーティションをフォーマットする。
・partimage で作成したデータを当該パーティションにリストアする。
(2) 復元ポイントのリストアの場合
当該復元ポイントを使用したシステムの復元を実施する。
・[スタート] -> [アクセサリ] -> [システム ツール] -> [システムの復元]
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