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[プログラムから開く]に同じものが2個表示されることへの対応 [Windows]

Windows XP SP3 上の Explorer において、.html ファイルの [プログラムから開く] のリストに Firefoxが 2 個表示されるようになってしまった。通常の操作では特に問題はないが、気持ちが悪いので、1 個のみ表示されるように下記の対応を行った。

1. レジストリの現在の設定の保存


レジストリ・エディタのエクスポート機能を使用し、現在の設定をファイルに保存する。


2. レジストリの設定内容の確認


レジストリ・エディタを使用して、下記のキーに Firefox が 2 個設定されていないかを確認したが、該当するような設定は見当たらなかった。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\CurrentVersion\Explorer\FileExts\.html\OpenWithList

HKEY_CLASSES_ROOT\.html\OpenWithList

HKEY_CLASSES_ROOT\applications


3. .html ファイルに関する設定の変更


上記の手順による問題点の修正ができなかったこと、および Firefox のインストールが簡単であることから、下記の手順を実施した。

(1) Firefox のアン・インストール

(2) レジストリ・エディタの実行

(3) レジストリの編集


下記のキーを削除する。

HKEY_CLASSES_ROOT\applications\firefox.exe


(4) レジストリ・エディタの終了

(5) Firefox のインストール


4. 後処理


正常に動作することが確認された後に、レジストリの設定を保存したファイル(上記 1. で作成)を削除する。



バッチファイルのスケジューリング [Windows]

久しぶりに Windows XP SP3 上において、システム管理用のスクリプトを作成した。
指定時刻に指定した処理を行い、実行結果をログファイルに出力するようなものである。
(指定したフォルダ以下のバックアップ、ログファイルのローテーション、等)
Linux 上なら、シェルスクリプトを作成し、cron から起動することで簡単に実現できる。
今回は久しぶりということもあり、少々時間を要したため、今後のために手順をまとめてみた。

1. スクリプトの作成


(1) 簡単な処理は、cmd.exe のバッチファイル(*.bat) として作成する。

(2) 上記バッチファイルで対応が困難な場合には、Perl スクリプトを作成する。


・Perl をインストールする。
・Perl スクリプトを作成する。
・上記のPerl スクリプトを実行するバッチファイルを作成する。


(3) 補足


WSH(VBScript)、PowerShell の使用も検討したが、急いでいるため、今回は使用しない。


2. スケジューラからのバッチファイルの実行


(1) バッチファイルへのショートカットを作成する。


(2) 上記のショートカットの設定で、ウィンドウを最小化した状態で実行するようにする。


(3) 上記のショートカットをタスク・スケジューラに登録する。


(a) [コントロール・パネル] -> [タスク] でタスク・スケジューラを起動する。

(b) 上記で作成したショートカットを実行するタスクを作成する。


【タスク・タブでの設定】
・実行するファイル名: 上記のショートカット(*.lnk)を指定する。
・実行するアカウント名: 上記のショートカットを実行するアカウントを設定する。
・ログインの有無に関係なく実行する。

【スケジュール・タブでの設定】
・日単位のタスクとして、1 日に 1 回実行する。
・詳細設定で、繰り返し時間間隔と継続時間(23時間59分)を設定する。



Thunderbird 12.0へのアップデート [Windows]

Windows環境にThunderbird 3.1をインストールしていたが、サポートが終了したため、Thunderbird 12.0へのアップデートを行った。
以下は、実施した手順、アップデートの過程で発生した不具合とその対応をまとめたものである。

1. Thunderbirdの[ソフトウェアの更新]を使用したアップデート


【不具合-1】
メッセージを右クリックして表示されるメニューに複数の空白行が表示されるようになった。
【対応】
コントロール・パネルからTunderbirdをアンインストールした後、再度インストールする。


【不具合-2】
起動時のメッセージペインにスタートページが表示されなくなった。
【対応】
Thunderbirdを終了し、プロファイルフォルダのlocalstore.rdfを削除後、Thunderbirdを起動する。


2. アドオンの更新


Thunderbird 12.0に対応していないアドオンがあったため、下記の手順を実施する。


 (1) SmartTemplate 0.6.0


SmartTemplate4 0.8.0に変更する。


 (2) Ruler Bar 0.4.2011020301


install.rdfを変更することで対応する。
・xpiファイルのファイル名に.zipを付加し、zipアーカイブとして解凍する。
・install.rdfを編集する。
 (em:version="0.4.2011020301.2", em:maxVersion="*.*"に変更。)
・解凍されたファイルをzipで圧縮した後、拡張子を.xpiに変更しxpiファイルを作成する。
・上記xpiファイルをインストールする。


 (3) Enigmail 1.4.1で使用するGPGの更新


・gnupg-w32cli-1.4.12.exeをダウンロードし、インストールする。
・Enigmailの[設定]→[基本]→[ディレクトリとファイル]に、gpg.exeのパスを設定する。
・ついでにWinPT-1.4.3をインストールする。
 (winpt-1.4.3-exe.zipを適当なフォルダで解凍する。)
・更新されたGPGにより鍵を作成する。


3. 設定の変更(主に軽量化のため)

 (1) グローバル検索と索引データベースの無効化


・[ツール]→ [オプション]→[詳細]→[一般]で、
 [グローバル検索と索引データベースを有効化する]を選択しない。
・Thunderbirdの終了後、プロファイルフォルダのglobal-messages-db.sqliteを削除する。


 (2) 起動時のスタートページの表示を停止


[ツール]→ [オプション]→[一般]で、[起動時にメッセージペインにスタートページを表示する]を選択しない。



Firefox のクラッシュレポートの無効化 [Windows]

Windows 版 Firefox では、オプションの設定によるクラッシュレポートの無効化ができない(設定値が保存されない)。無効化するには、レジストリの編集(変更または追加)が必要である。
(Windows XP 上の Firefox 7.0.1/8.0 で確認。)

 ・キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Mozilla\Firefox\Crash Reporter
 ・値(名前): SubmitCrashReport
 ・データの種類: REG_DWORD
 ・データ: 0x00000000 (0)

(参考資料)
 ・http://kb.mozillazine.org/Breakpad#Can_I_disable_Crash_Reporter.3F

AVG Free 9.0 への更新 [Windows]

下記の不具合のため AVG 9.0 への更新を見送ってきたが、最新版での動作確認を行ったところ改善されていたため、AVG 9.0 に更新することにした。

[インストールした AVG のバージョン]
AVG 9.0 v9.0-819a2842

[以前発生していた不具合]
メールスキャナを有効にすると、メール・チェッカーがエラーを発生する。
・使用したメール・チェッカー: tyo_mail および LookMail
・OS: Windows XP sp3

AVG Free Edition のダウンロード [Windows]

AVG Free Edition の 9.0 および 8.5 は、下記のサイトからダウンロード可能である。

1. AVG Free Edition 9.0

 AVG 9.0 は 2010-04-28 時点での最新のバージョンである。

 (1) 英語版

   (a) Webサイトへのアクセス

   (b) 該当するアンカータグのクリック

     AVG Anti-Virus Free Edition 9.0

   (c) ファイルのダウンロード

     ・[Installation files] を選択する。
     ・avg_free_en_<ver>.exe をダウンロードする。

 (2) 日本語対応版

   (a) Webサイトへのアクセス

   (b) 該当するアンカータグのクリック

     AVG Anti-Virus Free Edition 9.0

   (c) ファイルのダウンロード

     ・[インストールファイル] を選択する。
     ・avg_free_stb_as_<ver>.exe をダウンロードする。

2. AVG Free Edition 8.5

 AVG 8.5 は 2010-04-28 時点での最新版の一つ前のバージョンである。

 (1) 英語版

   (a) Webサイトへのアクセス

   (b) ファイルのダウンロード

     ・右側の [旧バージョン] から該当するバージョンを選択する。
     ・右上の [このバージョンをダウンロードする] を選択する。

 (2) 日本語対応版

   (a) ファイルのダウンロード

AVG Free 8.5 はいつまで使用できるのか [Windows]

現在 Windows XP sp3 上で AVG Free 8.5 を使用しているが、サポート期間が終了したので 9.0 に更新しなさいといった旨のメッセージが表示される。
一度 AVG Free 9.0 に更新したのだが、使い辛くて(下記の通り) 8.5 に戻した経緯があるのである。

 ・タスクトレイのアイコンからの AVG の終了ができなくなった。
 ・メールスキャナを有効にするとメール・チェッカー(チョメール)がエラーを発生する。

もうしばらくは 8.5 を使用できそうである(以前の実績から推測すると今年いっぱい位?)。
AVG Free 9.0 が良くなってきたとの情報もあるが、詳細がわからないため、可能な限り 8.5 を使い続ける予定である。

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