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dpkg によるパッケージの管理 [Debian]

[dpkg (package manager for Debian) の主な使用方法]

1. dpkg

 共通のオプション:
  --no-act: 処理内容の表示のみで実際の実行はしない。

 (1) パッケージのインストール/更新

   dpkg -i package-file.deb

 (2) パッケージのアン・インストール

   (a) 設定ファイルを含むすべての削除

     dpkg -P package または dpkg --purge package

   (b) 設定ファイルを除くすべての削除

     dpkg -r package

 (3) インストールされているパッケージに関する情報の表示

   (a) インストールされているパッケージの一覧の表示

     dpkg -l

   (b) 指定されたパッケージがインストールされているかの確認

     dpkg -l package

   (c) 指定されたパッケージのファイル一覧の表示

     dpkg -L package

   (d) 指定されたファイルが含まれるパッケージの表示

     dpkg -S file

(注)
-l オプションを使用する場合には、環境変数 COLUMNS の設定により、表示に使用するカラム数を指定できる。

(例) env COLUMNS=80 dpkg -l


 (4) パッケージに関する情報を表示

   (a) パッケージの説明の表示

     dpkg -I package-file.deb

   (b) パッケージに含まれるファイルの表示

     dpkg -c package-file.deb

 (5) パッケージに含まれるファイルの取り出し

   dpkg -x package-file.deb dst_dir
   または
   dpkg --extract package-file.deb dst_dir

2. dpkg-query

 dpkg データベースからパッケージの情報を検索し、検索結果を表示する。
 (cf. /var/lib/dpkg/status, /var/lib/dpkg/available)

 (1) インストールされているパッケージに関する情報の表示

   (a) 指定されたパターンにマッチするパッケージの表示

     dpkg-query --show [pattern]

   (b) 指定されたパッケージの状況の表示 (cf. /var/lib/dpkg/status)

     dpkg-query -s package

 (2) 使用可能(インストール可能)なパッケージに関する情報の表示

   (a) 指定されたパッケージに関する情報の表示 (cf. /var/lib/dpkg/available)

     dpkg-query -p package

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