ハードディスクへのアクセス障害発生後、特定のブートができなくなった [CentOS]
CentOS 6 において、ハードディスクへのアクセス障害の発生後、特定のブートができなくなった。
以下は、備忘録として、発生事象と対処方法をまとめたものである。
1. 発生事象
2. 原因
3. 対処方法
以下は、備忘録として、発生事象と対処方法をまとめたものである。
1. 発生事象
マルチブート環境において、下記のブートができなくなった。
・Linux の GRUB Legacy からの Windows 7 のブート
Error 13: Invalid or unsupported excutable format と出力される。
・GRUB Legacy でのチェイン・ブート
再度 1 段目の GRUB メニューが表示され、ブートできない。
(補足)
・チェイン・ブートしない場合にはブートできる。
・2 個目のディスクを無効化(SATA ケーブルを抜線)すると、Windows 7 は起動できる。
Windows 7 は 1 個目のディスクにインストールされている。
・grub-install を再実行しても改善されない。
2. 原因
BIOS の設定において、Disk1 と Disk2 が逆順に設定された状態になっていた。
(/dev/sd[ab] とディスクの関係が逆に設定されていた。)
なお、なぜこのような状況になったのかは不明である。
3. 対処方法
BIOS の設定画面において、Disk1 と Disk2 の順序を修正する。
・/dev/sda と /dev/sdb に接続されるディスクの設定を正しい値に修正する。