ハードウェアクロックの確認方法 [Linux]
ハードウェアクロック(RTC) の値を確認する必要があり、その方法についてまとめてみた。
・ハードウェアクロック: BIOS 設定画面で表示される時刻
・システムクロック: date コマンドで表示される時刻
・通常は、ブート時にハードウェアクロックをシステムクロックにコピーする。
・通常は、シャットダウン時にシステムクロックをハードウェアクロックにコピーする。
・システムクロックのズレについては、NTP 等を使用して補正する。
詳細は、以下の通りである。
1. ハードウェアクロックの表示
2. ハードウェアクロックのタイムゾーンのみの確認
・ハードウェアクロック: BIOS 設定画面で表示される時刻
・システムクロック: date コマンドで表示される時刻
・通常は、ブート時にハードウェアクロックをシステムクロックにコピーする。
・通常は、シャットダウン時にシステムクロックをハードウェアクロックにコピーする。
・システムクロックのズレについては、NTP 等を使用して補正する。
詳細は、以下の通りである。
1. ハードウェアクロックの表示
(1) systemd が導入されているシステム
# timedatectl [status] ... RTC time: xxx ... RTC in local TZ: yyy ...
・xxx: 時刻 (タイムゾーンを含まない)
・yyy: タイムゾーン (yes: local TZ, no: UTC)
(2) すべてのシステム
# hwclock --debug ... Hardware clock is on yyy ... Time read from Hardware Clock: xxx ...
・xxx: 時刻 (タイムゾーンを含まない)
・yyy: タイムゾーン (local time, UTC)
2. ハードウェアクロックのタイムゾーンのみの確認
(1) systemd が導入されているシステム
# timedatectl [status] | grep TZ
(2) すべてのシステム
(a) hwclock コマンドを使用する場合
# hwclock --debug | grep "is on"
(b) /etc/adjtime を参照する場合
# tail -n 1 /etc/adjtime
・LOCAL: local TZ
・UTC: UTC