不要なパッケージの検索 [openSUSE]
openSUSE は、CentOS や Debian に比べて、ディスク使用量が多い(インストールされるパッケージの数が多い)ように思われる。特に、Live アップグレードを実施するたびに、パッケージ数が膨大に増加してしまう。
これまでは、各パッケージの説明文から不要かどうかを判断し、不要なパッケージをアン・イストールするという手順を実施してきた。しかし、結構面倒な作業なので、何か手軽なツールがないかと探していたところ、rpmorphan というツールあることが分かった。
以下は、rpmorphan (on openSUSE 12.2) に関する記述である。
1. rpmorphan
2. パッケージのインストール
3. 不要なパッケージの検索
4. 不要なパッケージの削除
5. 備考
これまでは、各パッケージの説明文から不要かどうかを判断し、不要なパッケージをアン・イストールするという手順を実施してきた。しかし、結構面倒な作業なので、何か手軽なツールがないかと探していたところ、rpmorphan というツールあることが分かった。
以下は、rpmorphan (on openSUSE 12.2) に関する記述である。
1. rpmorphan
rpmorphan はフリーのオープンソースユーティリティで、不要になった(orphaned) パッケージを検索するものである。
rpmorphan はシステムに導入されたパッケージから、他のパッケージと依存していないものを識別し、それをリストアップする。また、リストアップしたパッケージの詳細情報の表示、パッケージの削除を行うことも可能である。
2. パッケージのインストール
# zypper install rpmorphan … The following NEW packages are going to be installed: perl-Tk rpmorphan The following recommended package was automatically selected: perl-Tk …
3. 不要なパッケージの検索
# grpmorphan または # rpmorphan
4. 不要なパッケージの削除
削除するパッケージについて、grpmorphan の GUI からパッケージの削除を実施、または rpm によるパッケージのアン・インストールを実行する。
5. 備考
(1) 注意
検索結果として得られるのは不要なパッケージの候補であり、不要かどうかの判断は実行者の判断による。
また、パッケージ間に依存関係がない場合でも、あるパッケージの削除により、他のパッケージの動作に異常を発生することがある。
よって、アン・イストールしたパッケージを記録しておいた方が懸命である。
(例)
不要なパッケージのアン・イストールの前後で、パッケージの一覧を作成する。
(パッケージの一覧は、'rpm -qa | sort' の実行により得られる。)
(2) rpmorphan のアン・インストール
perl-Tk および rpmorphan をアン・インストールする。
コメント 0