Emacsのリードオンリーでのファイル参照 [Linux]
Emacs を使用している環境では、ディレクトリ内のファイルのタイムスタンプが更新されていないにも関わらず、ディレクトリのタイムスタンプが更新されているという状況が発生することがある。(Emacs のバージョンには依存しないと思われる。)
これは、ファイルを変更しなくても、ファイルを読み込んだバッファを変更した時点でロックファイルが作成されたり、バッファの変更内容が定期的に自動保存されるためである。
(参照中のちょっとしたタイプミスでもバッファが変更されることがある。)
ファイルを変更しない限り(バッファの変更を保存しない限り)ディレクトリのタイムスタンプを更新したくない場合には、リードオンリーでのファイル参照がお奨めである。
リードオンリーでのファイル参照の代表的な実施手順は、下記の通りである。
1. view-file の実行
2. find-file-read-only の実行
3. dired-mode での v の押下 (注1)
4. 備考
これは、ファイルを変更しなくても、ファイルを読み込んだバッファを変更した時点でロックファイルが作成されたり、バッファの変更内容が定期的に自動保存されるためである。
(参照中のちょっとしたタイプミスでもバッファが変更されることがある。)
ファイルを変更しない限り(バッファの変更を保存しない限り)ディレクトリのタイムスタンプを更新したくない場合には、リードオンリーでのファイル参照がお奨めである。
リードオンリーでのファイル参照の代表的な実施手順は、下記の通りである。
1. view-file の実行
M-x view-file
2. find-file-read-only の実行
C-x C-r または M-x find-file-read-only
C-x C-q で書き込み可能となる。
デフォルト設定では、C-x C-q は toggle-read-only にバインドされている。
3. dired-mode での v の押下 (注1)
・C-x d または M-x dired を実行する。
・ファイルを選択し、v を押下する(dired-view-file が実行される)。
4. 備考
ディレクトリのパーミションを書き込み禁止にするだけでも上記と同様の結果が得られる。
これは、Emacs がディレクトリ内にロックファイルや自動保存ファイル(auto-saving ファイル)を作成できなくなるためである。
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