CentOS 6.x上のFirefoxが異常終了する件のその後 [CentOS]
・Firefox 42.0 〜 Firefox ESR 45.2.0
(mozilla.org からダウンロードしたものを使用。)
CentOS 6.x 上において、Firefox の異常終了が度々発生していた。
・http://dan-project.blog.so-net.ne.jp/2016-04-25
また、どうにか動作が安定するようになったため、備忘録としてまとめてみた。
詳細は、以下の通りである。
1. 発生事象
CentOS 6.x 上において、Firefox が度々異常終了する。
(1) Firefox 上の Flash プレーヤーが度々クラッシュする。
(2) Firefox 上の HTML5 プレーヤーが度々クラッシュする。
特に、YouTube の動画再生でよく発生する。
(3) 上記以外でも、Firefox が度々異常終了する。
(補足)
Debian 7/8、CentOS 7 では発生しない。
2. 対象方法
下記のいずれかの手順を実施する。
(1) Firefox ESR 45.3.0 に更新する。
Firefox ESR 45.3.0 で改善されたようである。
(Firefox ESR 45.2.0 に比べ、明らかに動作が安定している。)
(2) Firefox ESR 38.8.0 を使用する。
少々バージョンは古いが、動作が安定している。
また、YouTube で Flash プレーヤーを使用するように設定することも可能である。
(補足)
・Firefox ESR 45.3.0 のリリース前は、このバージョンを主に使用していた。
・Firefox ESR 38.7.1 でも動作は安定していた。
(3) CentOS の RPM パッケージ (Firefox 45.0.2) を使用する。
短期間の使用であったが、動作は安定していた。
(補足)
マルチブートする Linux 間で Firefox を共有ため、最終的には採用しなかった。
3. 備考
(1) Firefox ESR のバージョン
Firefox ESR 45.3.0: Firefox 48.0 と同時にリリースされた Firefox ESR 版である。
Firefox ESR 38.8.0: Firefox 46.0 と同時にリリースされた Firefox ESR 版である。
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