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gnome-terminal起動時のエンコーディングの指定 [CentOS]

CentOS 7.1 の gnome-terminal では、起動時のエンコーディングの指定ができなくなった。
発生事象の詳細と対処方法は、以下の通りである。

1. 発生事象


CentOS 7.1 の gnome-terminal では、起動時のエンコーディングが指定できなくなった。
バージョンアップにより、仕様が変更されたものと思われる。

・gnome-terminal-3.8.4-8.el7.x86_64
・UTF-8 エンコーディングで起動される。
・起動後の変更は可能である。

CentOS 6.7 では、ロケールを指定することで対応できていた。

・gnome-terminal-2.31.3-11.el6_6.i686

(例) EUC-JP エンコーディングを指定する場合
env LC_ALL=ja_JP.eucJP LANGUAGE=ja_JP.eucJP gnome-terminal

2. 対処方法


下記の手順により、gnome-terminal を Fedora 18 のパッケージに置き換える。

(1) パッケージのダウンロード


gnome-terminal-3.6.1-1.fc18.x86_64.rpm


(2) gnome-terminal のバージョンダウン

# rpm --oldpackage -Uvh gnome-terminal-3.6.1-1.fc18.x86_64.rpm

3. 追記


(1) Fedora 18 の gnome-terminal 使用時の問題点


【問題点】
フォント指定が正しくできない。
(パッケージの差し替え前の設定をそのまま使用することは可能である。)

【対処方法】
Fedora 15 のパッケージに置き換える。
(gnome-terminal-3.0.1-1.fc15.x86_64.rpm)

・起動時のエンコーディング指定が可能である。
・フォント指定も問題なくできる。



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