Mew 6.3へのアップデート [CentOS]
CentOS では、Mew-6.3 のパッケージが提供されていない。
しかし、下記の手順により、Fedora 15 の RPM パッケージのインストールが可能である。
(CentOS 6.4 で実施。)
1. ruby(abi) のインストール
2. mew-6.3 のインストール (Fedora 15 のパッケージの使用)
3. 備考
4. 追記
しかし、下記の手順により、Fedora 15 の RPM パッケージのインストールが可能である。
(CentOS 6.4 で実施。)
1. ruby(abi) のインストール
# yum install ruby-libs
2. mew-6.3 のインストール (Fedora 15 のパッケージの使用)
# rpm -ivh \ emacs-mew-6.3-2.fc15.i686.rpm emacs-mew-el-6.3-2.fc15.i686.rpm
3. 備考
(1) ruby への依存関係の無視
通常の Mew-6.3 の使用では、ruby を必要としない。
よって、ruby への依存関係を無視することも可能である。
この場合には、ruby をインストールせず、下記の手順のみを実施する。
# rpm --nodeps -ivh \ emacs-mew-6.3-2.fc15.i686.rpm emacs-mew-el-6.3-2.fc15.i686.rpm
(2) Mew-5.2 へのバージョンダウン
Mew-6.3 へのアップデートを行ってみたが、個人的には、Mew-6.3 へのアップデートのメリットが感じられない、かつ特に Mew-5.2 で不満がないため、Mew-5.2 に戻すことにした。なお、Mew-5.2 については、Fedora Core 6 の RPM パッケージが使用可能である(Mew のパッケージのインストールのみで対応可能)。
# rpm -ivh mew-5.2-3.fc6.i386.rpm mew-common-5.2-3.fc6.i386.rpm
4. 追記
/usr/bin/{cmew,smew} が ruby script であり、実行時に ruby の実行環境が必要となる。
・cmew: Message-ID database file を作成する(SQLite 3 を使用)。
・smew: database file を検索し、関係するメッセージを取得する(SQLite 3 を使用)。
また、通常の使用では、上記の database file を必要としない。
よって、ruby への依存関係を無視することも可能である。
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