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Thunderbird 12.0へのアップデート [Windows]
以下は、実施した手順、アップデートの過程で発生した不具合とその対応をまとめたものである。
1. Thunderbirdの[ソフトウェアの更新]を使用したアップデート
【不具合-1】
メッセージを右クリックして表示されるメニューに複数の空白行が表示されるようになった。
【対応】
コントロール・パネルからTunderbirdをアンインストールした後、再度インストールする。
【不具合-2】
起動時のメッセージペインにスタートページが表示されなくなった。
【対応】
Thunderbirdを終了し、プロファイルフォルダのlocalstore.rdfを削除後、Thunderbirdを起動する。
2. アドオンの更新
Thunderbird 12.0に対応していないアドオンがあったため、下記の手順を実施する。
(1) SmartTemplate 0.6.0
SmartTemplate4 0.8.0に変更する。
(2) Ruler Bar 0.4.2011020301
install.rdfを変更することで対応する。
・xpiファイルのファイル名に.zipを付加し、zipアーカイブとして解凍する。
・install.rdfを編集する。
(em:version="0.4.2011020301.2", em:maxVersion="*.*"に変更。)
・解凍されたファイルをzipで圧縮した後、拡張子を.xpiに変更しxpiファイルを作成する。
・上記xpiファイルをインストールする。
(3) Enigmail 1.4.1で使用するGPGの更新
・gnupg-w32cli-1.4.12.exeをダウンロードし、インストールする。
・Enigmailの[設定]→[基本]→[ディレクトリとファイル]に、gpg.exeのパスを設定する。
・ついでにWinPT-1.4.3をインストールする。
(winpt-1.4.3-exe.zipを適当なフォルダで解凍する。)
・更新されたGPGにより鍵を作成する。
3. 設定の変更(主に軽量化のため)
(1) グローバル検索と索引データベースの無効化
・[ツール]→ [オプション]→[詳細]→[一般]で、
[グローバル検索と索引データベースを有効化する]を選択しない。
・Thunderbirdの終了後、プロファイルフォルダのglobal-messages-db.sqliteを削除する。
(2) 起動時のスタートページの表示を停止
[ツール]→ [オプション]→[一般]で、[起動時にメッセージペインにスタートページを表示する]を選択しない。
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