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スクリプト内でPulseAudioのミュート状況を確認する方法 [Linux]

スクリプト内で PulseAudio のミュート状況を確認する必要があり、その対応を行った。
詳細は、以下の通りである。

1. スクリプト内で PulseAudio のミュート状況を確認する方法


(1) amixer コマンドを使用する場合

% amixer -c ${ALSA_CARD:-0} -D default get Master | grep -q '\[off\]'
% echo $?


・0: muting is on, 1: muting is off


(2) pactl コマンドを使用する場合

% pactl list | sed -n '/^Sink #0$/,/^$/p' | grep -q 'Mute: yes'
% echo $?


・0: muting is on, 1: muting is off



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Linux x86_64でのPDFビューア [Linux]

1. 背景


現在、下記の Linux を使用している。

・Debian GNU Linux 8/9 (32 bit)
・CentOS 6 (32 bit)
・CentOS 7 (64 bit)

また、32 bit 環境では、PDF ビューアに Adobe Reader 9.4.2 を使用している。
64 bit 版でも Adobe Reader を使用できればよいのだが、32 bit 版のライブラリを多数追加インストールする必要があるため、現時点では却下とした。

以下の記載は、64 bit 版 Linux での PDF ビューアを探した時の備忘録である。
なお、要求仕様は、下記の通りである。

・GNOME 等の特定のデスクトップ環境に依存しないこと。
・インストールされるファイルの容量ができるだけ小さいこと。
・日本語の文字化けが発生しないこと。


2. PDF ビューア

2-1. xpdf (xpdf-3.04-9.el7.x86_64)


(1) インストールされるファイルの容量は小さい。

(2) PDF 文書の本文での文字化けは発生しない。

(3) しおりの部分での日本語の文字化けが発生する。


2-2. Firefox のプラグイン


(1) Firefox がインストールされている環境では、別途インストールは不要である。

(2) 本文、しおりとも日本語の文字化けは発生しない。

(3) 現時点では、最も要件に合っていると思われる。



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ntfscloneでのNTFSパーティションのバックアップ/リストア [Linux]

1. 背景


Linux と Windows をマルチブートしており、Windows のシステムバックアップは、Linux 上の Partimage での NTFS パーティションのバックアップで対応してきた。
しかし、最近、特定のノードにおいて、リストア時にエラーが度々発生するようになった。

・これ以前は、特に問題はなかった。
・当該エラーの発生前に、バックアップ・データが非常に大きなサイズとなる事象が発生した。
 (これ自体がエラーとも考えられる。)
・上記のデータサイズに関する事象の発生後、リストア時のエラーが発生するようになった。

このため、Partimage が NTFS を正式にはサポートしていない(experimental のままで開発が終了している)ことが懸念されるようになり、ntfsclone でのバックアップへの移行を行うことにした。

(補足)
・2 個目以降のファイルの 1 ブロック目を読み飛ばすことで対処できるとの情報もある。
・バックアップ前にデフラグを実施することで改善できるとの情報もある。
・データを gzip で圧縮しているが、このデータの解凍でエラーとなることもある。
・バックアップ時の gzip の integrity チェックでエラーが発生することがある。


2. ntfsclone のインストール


(1) CentOS の場合


ntfsprogs パッケージをインストールする。

(補足)
・ntfsprogs は、EPEL のパッケージである。
・ntfs-3g が依存パッケージとなっている。


(2) Debian の場合


ntfs-3g パッケージをインストールする。


3. 使用方法


(1) バックアップ


(a) NTFS パーティションのデフラグの実施


適度な時間間隔で NTFS パーティションのデフラグを実施する。


(b) NTFS パーティションのバックアップ

(例)
# ntfsclone -s -o - /dev/sda1 | gzip -c > c-drive.img.gz


-s: バックアップ・データの取得
-o: 出力ファイルの指定


(c) gzip の integrity チェック

(例)
# gzip -tv <data-file>


・当該ノードにおいて、稀にエラーを発生することがある。
・エラーとなる場合には、再度バックアップを実施する。
 (現時点では、2 回連続でエラーを発生することはない。)
・この部分でのエラーについては、gzip の問題の可能性もある。


(2) リストア


(a) NTFS パーティションの作成

(例)
# fdisk /dev/sda


(b) NTFS パーティションのフォーマット

(例)
# mkfs.ntfs /dev/sda1


(c) ラベルの設定

(例)
# ntfslabel /dev/sda1 win_1


(d) バックアップ・データのリストア

(例)
# gzip -dc c-drive.img.gz | ntfsclone -r -O /dev/sda1 -


-r: バックアップ・データのリストア
-O: 既存パーテョション/ファイルへの上書きの許可



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AVG AntiVirus 2011の更新 [Windows]

1. 背景


Windows 環境において、AVG AntiVirus Free を使用している。
Windows は Windows 7 を使用しているが、Windows XP SP3 をサブ環境として使用している。
このような環境において、先日 AVG AntiVirus 2011 on Windows XP のシステム・トレイのアイコンに、常に感嘆符が表示されるようになってしまった。

・ウィルス情報が古い等、ウィルスチェックが正常に機能しない場合に感嘆符が表示される。
・ウィルス情報の更新はできるため、感嘆符を無視して使用し続けることは可能と思われる。

検討した結果、これを機に AVG AntiVirus のバージョンアップを行うことにした。
(必要最小限の機能のみをインストールする。)


2. アップデートの手順


(1) 既存パッケージ (AVG AntiVirus 2011) のアンインストール


・パッケージのアンインストール
・レジストリのクリア(AVG 関連の項目を削除)


(2) OS の再起動

(3) 新しいバージョンの AVG AntiVirus のインストール


Antivirus_Free_1817.exe の実行で AntiVirus 2018 がインストールされる。
(多分、インストール実行時の最新版がインストールされると思われる。)

・ようこそ画面で [カスタム インストール] を選択する。
・インストールするアプリの選択では、[基本アプリをインストール] を選択する。
・下記のコンポーネントのみをインストール選択する。
 (コンピュータシールド、ウェブ&メールシールド)


[3. 設定の変更] - 処理の軽量化を第一に考えた設定例


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CentOS 6のClamAVのウィルス・チェックでエラーが発生する [CentOS]

[ソフトウェアのバージョン]
・clamav-0.100.0-1.el6.i686 (EPEL のパッケージ)
・clamav-db-0.100.0-1.el6.i686 (EPEL のパッケージ)

1. 発生事象


ClamAV のウィルス・チェックでエラーが発生する。

[エラーメッセージ]
LibClamAV Error: cli_cvdload: Corrupted CVD header
LibClamAV Error: Can't load /var/lib/clamav/daily.cld: Malformed database
ERROR: Malformed database

(補足)
・CentOS 6/7 と Debian 8/9 をマルチブートしており、ウィルス情報を共有している。
 (ウィルス情報: /var/lib/clamav/)
・CentOS 7(EPEL のパッケージ)、Debian 8/9 の ClamAV では発生しない。
・CentOS 6(EPEL のパッケージ) の clamav-0.99-* では発生しない。


2. 対処方法


[古いパージョン(v99.*) の RPM パッケージを入手できる場合]
古いバージョンにバージョンダウンする。

[上記以外の場合]
更新パッケージのリリースを待つ。

(補足)
パッケージのバグのようである。
cf. https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1600458


[3. 追記]


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