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CentOS 7.6のX上でのコピー・ペーストの不具合 [CentOS]

1. 発生事象


ウィンドウ間のコピー・ペーストができないことがある。

・コピー・ペーストでウィンドウのフォーカスを移動できない。
 (マウスの移動に追随してフォーカスが移動するように設定している。)
・X の初回起動時に発生することが多い。
・X の初回起動時に発生しない場合には、以後も発生しない。
・MATE 1.16、FVWM 2.6 で発生することを確認
・CentOS 7.5 では発生しない。

再現方法は、下記の通りである。

(1) Emacs、Xterm を起動する。

(2) Emacs (または Xterm) 上で適当なコマンド実行し、実行結果の一部を選択する。


(例)
・'ls -l' を実行
・実行結果のいずれかの行で、月の値をマウスで選択する。


(3) 他方のウィンドウにマウスカーソルを移動する。


ここで、ウィンドウのフォーカスを移動できない。


2. 対処方法


下記のパッケージへの更新を行う。
・libgudev1-219-62.el7_6.5.x86_64

(補足)
依存関係により、下記のパッケージに更新される。
・systemd-libs-219-62.el7_6.5.x86_64
・systemd-219-62.el7_6.5.x86_64
・systemd-python-219-62.el7_6.5.x86_64
・systemd-sysv-219-62.el7_6.5.x86_64


3. 備考


パッケージを更新しない場合の対処方法は、下記の通りである。
https://dan-project.blog.so-net.ne.jp/2019-01-19



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