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AVG AntiVirus 2011の更新 [Windows]

1. 背景


Windows 環境において、AVG AntiVirus Free を使用している。
Windows は Windows 7 を使用しているが、Windows XP SP3 をサブ環境として使用している。
このような環境において、先日 AVG AntiVirus 2011 on Windows XP のシステム・トレイのアイコンに、常に感嘆符が表示されるようになってしまった。

・ウィルス情報が古い等、ウィルスチェックが正常に機能しない場合に感嘆符が表示される。
・ウィルス情報の更新はできるため、感嘆符を無視して使用し続けることは可能と思われる。

検討した結果、これを機に AVG AntiVirus のバージョンアップを行うことにした。
(必要最小限の機能のみをインストールする。)


2. アップデートの手順


(1) 既存パッケージ (AVG AntiVirus 2011) のアンインストール


・パッケージのアンインストール
・レジストリのクリア(AVG 関連の項目を削除)


(2) OS の再起動

(3) 新しいバージョンの AVG AntiVirus のインストール


Antivirus_Free_1817.exe の実行で AntiVirus 2018 がインストールされる。
(多分、インストール実行時の最新版がインストールされると思われる。)

・ようこそ画面で [カスタム インストール] を選択する。
・インストールするアプリの選択では、[基本アプリをインストール] を選択する。
・下記のコンポーネントのみをインストール選択する。
 (コンピュータシールド、ウェブ&メールシールド)


3. 設定の変更(設定例)


下記の手順により表示される設定画面において、設定値の変更を行う。

(1) AVG のアイコンを右クリック

(2) [AntiVirus Free] の [開く] を選択

(3) [AntiVirus Free] ウィンドウで [メニュー] -> [設定] を選択


3-1. 一般


左側の一覧から [一般] を選択し、設定を変更する。

(1) レピュテーション機能を無効にする (初期化: 有効にする)

(2) CyberCaptureを無効化 (初期値: 有効化)


・私が判断します (初期値: 常にブロック)


(3) AVGのメール署名を無効にする (初期値: 有効にする)


3-1-1. [特別なスキャン] -> [エクスプローラースキャン]


(1) 処理


(a) ウイルス


・ウイルスを発見した時に実行する処理
 何もしない (初期値: 自動的に処理する)


(b) 不必要な可能性のあるプログラム


・不必要な可能性のあるアプリケーションが見つかった時に実行する処理
 何もしない (初期値: 自動的に処理する)


(c) 怪しいファイル


・怪しいオブジェクトが見つかった時に実行する処理
 何もしない (初期値: 自動的に処理する)


3-1-2. プライバシー


・AVGコミュニティに参加しない (初期値: 参加する)
・使用状況データを第三者と共有することを許可しない (初期値: 許可する)


3-2. コンポーネント


左側の一覧から [コンポーネント] を選択し、設定を変更する。


3-2-1. 常駐シールド


(1) 処理


3-1-1. の (1) と同じ。


(2) 圧縮形式


全ての圧縮形式を対象とする。


3-2-2. ソフトウェアナライザー


アン・インストールする。


3-2-3. メール保護


(1) 主要な設定


[ニュースグループのメッセージをスキャン] を非選択にする。


(2) 処理


3-1-1. の (1) と同じ。


3-2-4. オンラインシールド


アン・インストールする。


3-2-5. セーフプライス ブラウザ拡張機能


アン・インストールする。


3-3. 更新する


左側の一覧から [更新する] を選択し、設定を変更する。

(1) プログラム


(a) 設定


更新が可能な時に尋ねる (初期値: 自動更新)


4. [他のスキャン] の設定の変更(設定例)


下記の手順により表示される設定画面において、設定の変更を行う。

(1) AVG のアイコンを右クリック

(2) [AntiVirus Free] の [開く] を選択

(3) ウィンドウ下部の [コンピュータをスキャンする] の横のアイコンを選択

(4) 設定変更するスキャンの横のアイコンを選択


設定を変更できないスキャンについては、アイコンは表示されない。


4-1. ディープ スキャン


(1) 処理


3-1-1. の (1) と同じ。


4-2. USB/DVD スキャン


(1) 処理


3-1-1. の (1) と同じ。


4-3. ファイルまたはフォルダのスキャン


(1) 処理


3-1-1. の (1) と同じ。


5. スキャンのスケジュールの作成(設定例)


ウィンドウ下部の [スキャンのスケジュールを作成する] を選択する。


5-1. 全ディスクのスキャン


(1) スキャン


(a) スキャン名


全ディスクのスキャン


(b) スキャン領域


全てのハードディスク


(c) ファイルの種類


全ての種類


(2) 圧縮形式


全ての圧縮形式


(3) 例外


・D:\_archive\*
・D:\MSOCache\*


(4) スケジュール


・予定の種類: 毎週
・実施時刻: 05:00/土曜日


6. ログの設定(設定例)


今回のバージョンアップによりスキャン結果の履歴をメニューから参照できなくなったため、別途ログファイルを作成するように設定を変更する。


6-1. スキャン時のログの作成


下記の手順により表示される設定画面において、設定の変更を行う。

・AVG のアイコンを右クリックし、[開く] を選択
・[コンピュータをスキャンする] の右の歯車のアイコンをクリック
・[今すぐスキャンを実行] の左側の歯車のアイコンをクリック
・左側のリストから [報告・通知] を選択

(1) ログの設定


(a) [ログファイルを作成する] を選択 (初期値: 非選択)


・ファイル名 (初期値: *)


avg-scan.log

(補足)
Windows XP の場合には、下記のフォルダに作成される。
(C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\
Avg\Antivirus\report)


・ファイルの種類 (初期値: プレーンテキスト(ANSI))


初期値を使用


・ファイルが既存の場合 (初期値: 追加する)


上書きする


(b) 報告する項目 (初期値: 感染していた項目、ハードなエラー)


初期値を使用


(2) ログの保存期間の設定


必要なら、ログファイルの保存期間を変更する。
初期値は、スキャンログ: 30 日、一次スキャンログ: 1 日 である。

・[メニュー] -> [設定] -> [一般] -> [メンテナンス] を選択
・設定値を変更


7. 備考


(1) 設定の初期化


・AVG のアイコンを右クリック
・[AntiVirus Free] の [開く] を選択
・ウィンドウの [メニュー] -> [設定] を選択
・[トラブルシューティング] -> [出荷時の初期状態に戻す] を選択


(2) スキャンのスケジューリング


・AVG のアイコンを右クリック
・[AntiVirus Free] の [開く] を選択
・ウィンドウ下部の [スキャンのスケジュールを作成する] を選択


(3) NT Registry Optimizer がエラーを発生するようになった。


・下記のようなメッセージが表示される。


Error optimizing registry hive
HKEY_LOCAL_MACHINE\SECURIRY!

[ RegReplaceKey: 5 - アクセスが拒否されました。]

(補足)
同様のエラーが複数のデータについて発生する。


・当該データを読み飛ばして実行することはできる。
・AVG 2017 をアンインストールすると、このエラーは発生しなくなる。



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