CentOS 7のMD+LVM化で/が認識されない [CentOS]
CentOS 7.3 において、標準パーティション環境から MD+LVM 環境への移行を行った。
実施した手順は、下記の通りである。
・mdadm での MD デバイスの作成
・MD デバイス上での LVM の作成(ただし、/boot 用のデバイスを除く)
・PV/VG/LV/FS の作成(ただし、/boot 用デバイスでは FS のみ作成)
・当該ファイルのコピー
・/etc/mdadm.conf の更新、initrd ファイルの更新
その際、ブート時に / (root) パーティションが認識されない状況になってしまった。
以下は、備忘録として発生事象と対処方法をまとめたものである。
1. 発生事象
2. 対処方法
3. 参考資料
実施した手順は、下記の通りである。
・mdadm での MD デバイスの作成
・MD デバイス上での LVM の作成(ただし、/boot 用のデバイスを除く)
・PV/VG/LV/FS の作成(ただし、/boot 用デバイスでは FS のみ作成)
・当該ファイルのコピー
・/etc/mdadm.conf の更新、initrd ファイルの更新
その際、ブート時に / (root) パーティションが認識されない状況になってしまった。
以下は、備忘録として発生事象と対処方法をまとめたものである。
1. 発生事象
MD+LVM 環境で、ブート時に / 用の LV が認識されない。
[出力されるメッセージ]
dracut-initqueue[pid]: Warning: dracut-initqueue timeout \
- starting timeout scripts
(補足)
・MD なしの LVM 環境では、問題は発生しない。
・下記の状態から進まない。
Started dracut pre-mount hook.
A start job is running for
2. 対処方法
下記のカーネル・オプション(kernel 行に設定するオプション)を追加する。
・rd.auto rd.auto=1
3. 参考資料
(1) dracut のマニュアル - DRACUT.CMDLINE(7)
rd.auto rd.auto=1
enable autoassembly of special devices like cryptoLUKS, dmraid,
mdraid or lvm. Default is off as of dracut version >= 024.
cf. http://man7.org/linux/man-pages/man7/dracut.cmdline.7.html
コメント 0