EmacsのキーバインドでMは何を指すのか [Linux]
Emacs のキーバインドの一覧 (注1) で表示される 'M' とは何を指しているのだろうか。
これまで 'M' は ESC キーの押下(押下しながらという意味ではない)を指すと思っていた。
例えば、M-a とは、ESC を押下した後(に押下を止めて)、a キーを押下することと理解していた。
ほとんどの場合は、これでも問題はないが、正解ではない。
正しくは、下記の 2 通りのことを意味する。
(1) Alt キーを押下した状態を指す。
(2) 最初に ESC キーを押下することを指す。
例えば、下記の通りである。
・query-replace-regexp のキーバインドの状況
・Alt キーを使用する場合の実行方法
・ESC キーを使用する場合の実行方法
(注1)
キーバインドの一覧は、describe-bindings の実行により確認できる。
('C-h b' にバインドされている。)
これまで 'M' は ESC キーの押下(押下しながらという意味ではない)を指すと思っていた。
例えば、M-a とは、ESC を押下した後(に押下を止めて)、a キーを押下することと理解していた。
ほとんどの場合は、これでも問題はないが、正解ではない。
正しくは、下記の 2 通りのことを意味する。
(1) Alt キーを押下した状態を指す。
M-a は、Alt キーを押下しながら a キーを押下することを指す。
(2) 最初に ESC キーを押下することを指す。
M-a は、ESC キーを押下した後(に押下を止めて)、a キーを押下することを指す。
例えば、下記の通りである。
・query-replace-regexp のキーバインドの状況
C-M-% query-replace-regexp
・Alt キーを使用する場合の実行方法
Ctrl + Alt + Shift + 5 を押下する。
・ESC キーを使用する場合の実行方法
ESC を押下した後、Ctrl + Shift + 5 を押下する。
(注1)
キーバインドの一覧は、describe-bindings の実行により確認できる。
('C-h b' にバインドされている。)
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