SSブログ

openSUSE 12.2へのアップデート(2) [openSUSE]

1. 対応できていなかった不具合への対応


(1) ブート直後に getty のプロンプトが表示されない件への対応


【対処方法】
/etc/init.d/boot.local の最後に下記の設定を追加する。

# patch for getty@tty1.service (on openSUSE 12.2)
(sleep 3; systemctl restart getty@tty1.service >/dev/null 2>&1) &

### 追記(2012-09-17)

2. 対応できていなかった不具合への対応 (part2)


(1) Xorg が異常終了する件への対応


【発生事象の補足情報】
fvwm2(fvwm2-2.6.4-2.1.2.i586) 環境下で発生するが、GNOME 環境下では発生しない。

また、下記の手順により、再現できる。
・Firefox を起動する(Firefox 14.0.1/15.0.1 を使用)。
・google で JavaScript を検索する。
・検索結果の一番目にある JavaScript - Wikipedia にアクセスする。
 (http://ja.wikipedia.org/wiki/JavaScript)
・Firefox の [前ページに戻る] アイコンをクリックする。


【対処方法】
fvwm2 を openSUSE 12.1 のパッケージに入れ替える。

# rpm --oldpackage -Uvh fvwm2-2.5.26-59.1.3.i586.rpm

3. 新たな不具合への対応


(1) GNOME において、~/.config/gtk-3.0/settings.ini の設定が反映されない。


【発生事象】
~/.config/gtk-3.0/settings.ini の gtk-theme-name の設定が反映されない。

【対処方法】
gnome-tweak-tool をインストールし、テーマの設定を行う。
・gnome-tweak-tool をインストールする。
・[アプリケーション] -> [アクセサリ] -> [高度な設定] を選択する。
・左のメニューから [テーマ] を選択する。
・[ウィンドウのテーマ] でテーマを指定する。(例えば、[Clearlooks] を指定)


(2) Helvetica を指定した時に使用されるフォントが openSUSE 12.1 の場合と異なる。


【発生事象】

# on openSUSE 12.2
% fc-match Helvetica:lang=en
arial.ttf: "Arial" "Normal"
% fc-match Helvetica:lang=ja
ipagp.ttf: "IPAPGothic" "Regular"

# on openSUSE 12.1
% fc-match Helvetica:lang=en
n019003l.pfb: "Nimbus Sans L" "Regular"
% fc-match Helvetica:lang=ja
n019003l.pfb: "Nimbus Sans L" "Regular"


【対処方法】
/usr/share/fonts/URW を作成する。

# cd /usr/share/fonts
# ln -s ../ghostscript/fonts URW

### 追記(2012-09-21)

4. 備考


2 日間集中的に使用してみたが、openSUSE 12.1 と同程度に安定動作する。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。